胃カメラは、食道・胃・十二指腸にカメラを挿入して観察し撮影します。
近年胃癌の原因として、ヘリコバクター・ピロリ菌(ピロリ菌)の感染が注目されています。ピロリ菌は、胃炎や胃潰瘍、さらに胃癌になるリスクを高めます。
2013年より、ピロリ感染した慢性胃炎も保険診療が可能になりました。以前から胃や十二指腸に潰瘍がある、慢性の胃炎がある、胃のあたりがすっきりしない方は胃の内視鏡検査をおすすめします。
大腸カメラは、癌になる前の大腸ポリープ、大腸癌、炎症を調べるために行います。当院では、苦痛をなるべく少なくするため特殊なガスを使って腸管を広げながら挿入し観察します。特殊なガスを使用すると検査後のお腹の張りがほとんど残りません。検査は約15分程度です。(ただし、過去に腹部の手術を受けた方で腸管との癒着をしている方は多少の検査時間を要します。)